人類が、異形生命体“ハーディアン”による壊滅的な攻撃を受けたA.D2051年から遡ること20年前−。
豪華客船セイレーンIIの沈没事件により、謎の文字が刻まれた巨大な石柱が発見された。人類はその文字の解読に成功し、そこには遥かなる太古から、別の世界より来訪した知的生命体・ハーディアンの存在、そしていずれか訪れる人類の存亡を賭けた彼等との戦いが予見されていた。その研究の中で、石版本体とは別に“伝承者・ネクロダイバー”としての力を与える、もうひとつの小さな「死者の書」の存在も予想されていた。
N.I.D.F.はその存在に注目し、人類を救う手段の一つとして、その在処を探索し続けていた。小型ハーディアンが多く確認される“変種多発帯”を調査ポイントとして、ついにその存在を確認した、N.I.D.F.科学主任の流姫那由乃。 しかし、彼女はその秘められた力を、恋人・哀羽シュウの命を救うために使ってしまう。
「死者の書」を与えられた哀羽シュウは、ハーディアンをも倒す“伝承者・ネクロダイバー”の能力を得た。 |
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N.I.D.F科学主任・流姫那由乃
瀕死の恋人・哀羽シュウを救うため
「死者の書」を行使してしまう
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