死者の書ネクロダイバー"しもべ”って何?アヴホースの骨
人類が、異形生命体“ハーディアン”による壊滅的な攻撃を受けたA.D2051年から遡ること20年前−。

豪華客船セイレーンIIの沈没事件により、謎の文字が刻まれた巨大な石柱が発見された。人類はその文字の解読に成功し、そこには遥かなる太古から、別の世界より来訪した知的生命体・ハーディアンの存在、そしていずれか訪れる人類の存亡を賭けた彼等との戦いが予見されていた。その研究の中で、石版本体とは別に“伝承者・ネクロダイバー”としての力を与える、もうひとつの小さな「死者の書」の存在も予想されていた。

N.I.D.F.はその存在に注目し、人類を救う手段の一つとして、その在処を探索し続けていた。小型ハーディアンが多く確認される“変種多発帯”を調査ポイントとして、ついにその存在を確認した、N.I.D.F.科学主任の流姫那由乃。 しかし、彼女はその秘められた力を、恋人・哀羽シュウの命を救うために使ってしまう。

「死者の書」を与えられた哀羽シュウは、ハーディアンをも倒す“伝承者・ネクロダイバー”の能力を得た。


N.I.D.F科学主任・流姫那由乃


瀕死の恋人・哀羽シュウを救うため
「死者の書」を行使してしまう



死者の書」により“伝承者”の力を得た者は、ハーディアンと拮抗する力を得ることが出来る。無機質である銃や機器を体の一部として融合させて意のままに操ったり、体に攻撃として受けた銃弾を体内で移動させ、自らの弾丸とすることすら容易い。 また、大きな傷やダメージを受けても、常識では考えられない回復力で治癒する。

“死者の書”の伝承には、「この星の人間が進化を遂げた時、一人の代表者を選び『死者の書』の伝承者とする・・・」とも記されていた。

果たして、この力がどこまで拡大していくのか、なぜハーディアンとの戦いに伝承者が必要なのか、そして何のために選ばれたのか?それは、力を得た伝承者すら、その真意は理解は出来ない・・・。

“伝承者”の力を得たシュウ


銃機器を体の一部に融合
当初は、ネクロダイバーシュウだけが見ることが出来た不思議な存在で、彼女達との会話は、周囲の人間達からはまるで独り言のような滑稽な光景にしか見えない。常にネクロダイバーとしての覚悟を求め、その強大な力に振り回されるシュウに、戦い方を冷徹に伝えていく。

シュウには、死者の書のしもべ・ヴァルダの他に、破壊神・ヴァイレ、守護神・ヴァラールという3人の少女がしもべとして仕え、それぞれがハーディアンとの戦闘において、情報収集、攻撃、防御の役割を受け持っている。“裏返った”亜久里との戦いの際、持てる力を使い尽くしてしまい、3人の不可視能力が消えてしまう。非常に合理的な思考パターンを持ち、人間の感情、行動についてはいまいち理解が出来ないようである。

死者の書のしもべ・ヴァルダ


ヴァイレ(左)とヴァラール(右)
エジプトのルクソールにある地下神殿に隠されていた、伝承者のみが使うことが出来る武器。由乃シュウに託した“太陽のペンダント”と、由乃が妹の乃亜に預けていた“月のペンダント”をアヴホースの骨の瞳で合わせ、シュウの血を祭壇に捧げることにより、その封印が解かれた。

従来の能力に加え、体の一部とアヴホースの骨を融合させた硬質の刃“イグソード”や、脊髄状の“テイルボーン“という長いムチで敵を切り裂くなど、新たな攻撃力を発現させて、ネクロダイバー・シュウの戦闘力を飛躍的に高めている。

地下神殿に隠されていた
アヴホースの骨



“月のペンダント”を
アヴホースの骨の瞳に装着したところ
死者の書ネクロダイバー"しもべ”って何?アヴホースの骨

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